カテゴリ:西日本の旅2016秋( 14 )

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2016年10月31日。
4泊5日の旅の最終日。

本島から小型船に乗り、瀬戸内国際芸術祭の最後の訪問地、高見島へ。


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この島は、今回の芸術祭で必ず訪れようと思っていました。前回の芸術祭では気象条件による船の運休のため行くことが出来なかったのですが、その時におとなりの本島で出会った丸亀市の職員さんが実はこの島の出身で、ふるさとの島の良さを語ってくれたのです。


そのターミナルと、芸術祭のバナー。


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島の人口はかつて1000人を超えていたといいますが、現在は30人程とのこと。インフラの維持も大変なんだろうなと思いました。


港のすぐそばには若林亮さんの「錆色の旅」が。
少年の夢!って感じ。


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「浦」地区の家々は山の斜面に沿って築かれ、迷路のような路地がそれらを結んでいました。


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しかし民家の多くは現在は廃墟に。屋根の上にアケビを実らせているお屋敷もありました。余所者が軽々しく言うのは憚られますが、本当にもったいない。


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港からもっとも遠い場所にある作品は中島伽耶子さんの「うつりかわりの家」。


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建物全体に均等に穴が穿たれ、そこから外光が射し込むという作品です。その穴のひとつひとつにちゃんと無色透明の栓が宛がわれている点を見て、その丁寧な仕事に好感が持ちました(これが開けっ放しということであれば話が違ってきてしまいます)。



内田晴之さんの「除虫菊の家」はかつてこの島の主要産業であった除虫菊の栽培をテーマとした展示。実際に除虫菊を栽培して、それを使って作品を制作。悪くはなかったけど、ドキュメンタリーと表現のどっちつかずな感じが少し気になりました。


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高台にある家屋の2階には山本基さんの「たゆたう庭」が。この旅で彼の作品を見たのは近江八幡のBIWAKOビエンナーレ以来2回目。この作品は折しもこの朝の四国新聞で北川フラムさんにより紹介されていました。


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この民家の前庭は野村正人さんにより「海のテラス」として整備されそこではイタリアンレストランが営業中。多くの人でにぎわっていました。


廃校には後藤靖香さんの「覚悟のイロハ」が。帆船に挑む人々の様子を描いた作品ですが、その支持体じたいもまた帆のようであるのが興味深かったです。


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中島さんの作品は港近くにもうひとつ「時のふる家」というものがありましたが、こちらは外壁を貫いて内側に突き刺さるようなアクリル板がちょっと暴力的。「うつりかわりの家」のほうが格段に良い作品だと思いました。


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こちらの家の屋根にはまるでシーサーのような猫がいました。


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この旅で最後に見た作品は田辺桂さんの「漁師と職人」。


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陶器製の蛸壺は今ではもう見られなくなってしまいましたが、その記憶を思い出させるような作品。表面に蛸唐草が描かれているのは洒落でしょうか。


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ここからは多度津港行きの船に乗船。
今度は比較的大きな船です。


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そして離岸。


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多度津の港に入港するのは初めて。造船に関する珍しい眺めを目にすることが出来ました。


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そこからは鉄道で岡山まで出て、新幹線で一気に東京まで。四国までの旅の長さを思うとほとんどワープ。



瀬戸内国際芸術祭、次回もぜひ行きたいと思います。


(完)









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2016年10月30日。
瀬戸内国際芸術祭、小豆島、豊島に続いては直島へ。


豊島の家浦港から直島の宮浦港までは船で20分ほど。
夕暮れ時の瀬戸内海。小柳ルミ子さんの歌が頭を流れます。


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直島では港近くの作品を訪問。

パチンコ屋さんをリノベし2013年に誕生した「宮浦ギャラリー六区」では片山真理さんの「bystander」を拝見。


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そして、なんといってもこの島で訪れたかったのが大竹伸朗さんによる銭湯「I♥湯」。


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その外観からして期待大。


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残念ながら、そして当然のことながら、内部は撮影禁止でした。
湯船の底に揺らめく春画タイルがエロチックでした。


幸いにして自分が入る時には待たずに済みましたが、出てきたときには入場制限が生じていました。


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オリジナルのラムネを見た日には飲まないわけにはまいりません。


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夜のファサードも魅惑的でした。


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日没を待って、藤本壮介さんの「直島パヴィリオンを拝見。メッシュ状のフェンスによる作品ですが、暗闇のなかでは本当に宝石みたいに見えるのが不思議でした。


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ここから宿のある高松まではフェリーで1時間程。


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夕食は駅ビル2階にある立ち食い寿司「七幸」へ。


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こちらも以前高松を訪れた際に発見して以来お気に入りのお店。バッテラ、まぐろ、えんがわなど悉く美味でありました。

(つづく)











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2016年10月30日。
瀬戸内国際芸術祭、小豆島に続いて訪問したのは豊島。


まずは唐櫃港の近くには美味しいたこ焼き屋さんへ。以前の芸術祭訪問でこちらを知ってからは、またこの港に来ることがあれば必ず寄ろうと思っていました。


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地蛸入りの大きなたこ焼きは、外はカリッカリで中はフワッフワ。出航前に購入して船上で食べるのもよいのですが、お店でマダムと語り合いながらいただけは、芸術祭に対する地元の方の思いに触れることができる貴重な機会になるかと。

島内のバスが出るまでのあいだ、港のちかくをぶらぶら。

豊島ネコ歩き。


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港では出航時間を待つおじいちゃんとおしゃべり。タイミングをあわせて一気に他の船と出航するらしく、おもむろにバババババとドリフト気味に港を出ていきました。かっこよかったなあ。


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その桟橋でふと足もとを見てみたら、おちょぼ口が可愛いフグらしき魚がいました。トラというよりもヒョウ柄でした。


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バスは超満員。途中のバス停で待っていた人のなかには、乗ることが出来ない人も。


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甲生(こう)地区では塩田千春さんの「遠い記憶」を訪問。2010年設置。以前訪れた時は内部まで入れたのですが、この時は入口に結界が張られていました。よく見ると、老朽化により部材の落下の危険性が感じられるような箇所も。



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この作品は、使われなくなった集会所に、作家が地元の人たちとともに建具によるトンネルを設けたというもの。しかし、それ自体はいずれ、地域にとっては負の遺産となってゆくのでしょう。どんな作品にも「始まりと末(つまり終わり)」があります。年月と風雨にさらされたこのような大型の作品の行くすえもまた、私たちは注視する必要がありそうです。


その近くにはスプツニ子!さんによる「豊島八百万ラボ」が。ちょとポカーンて感じの作品でした。六本木ヒルズやミッドタウンあたりでやればかなりはやると思います。上野公園では微妙かも。


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この集落ではネーミングに妙味を感じるタクシーの看板を発見。タクシーとは書いてありますが、うっすら「不定期航路」という字が読めるので、いわゆる会場タクシーなんでしょうね。料金は時価でしょうか。


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ケグ・デ・スーザさんの「豊穣:海のフルーツ / 豊穣:山の恵み」。民家の中には海藻による巨大な幕と自動販売機が。


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こちらのボランティアスタッフの女性は日本語は通じず。香港在住の彼女は旅の途中で10日間だけボランティアしているそうで、「ここの登録は融通がきいて、最短1日からでも参加できるの」と説明してくれました。そして「瀬戸内人々はみんなフレンドリー。東京とは全然違うわ」と。日本語の能力に関係なく登録出来ることは少し驚きましたが、単独配備でなければ問題はなさそうですし、むしろ日本語担当+英語担当くらいが理想的なのかも。柔軟な受け入れ態勢が多様な交流を生み出している様子を見られたのは、大きな収穫のひとつとなりました。


そこからは再びバスに乗って家浦港へ。


こちらの港には唐櫃港にも増して多くのニャンたちが。


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というわけで、岩合さん気分で撮影。


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その港の近くにはトビアス・レーベルガーさんの「あなたが愛するものは、あなたを泣かせもする(日本フランチャイズバージョン)」が。


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そわそわするようなペインティング。
猫たちに感想を聞いてみたい。


そして16時すぎの船で島を離れ、この日最後の目的地・直島へ。


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(つづく)












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2016年10月30日。
瀬戸内国際芸術祭の舞台となっている島めぐりを開始。


最初の目的地は小豆島。高松港では島のゆるキャラ「オリーブしまちゃん」がプロモーション活動の任に就いていました。


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船に乗るとテンションがぐっと上がります。行き交う様々な船を見ているだけで飽きません。


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港からはバスで土庄本町地区へ移動。


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バスを降りて早速現れたのは岸本真之さんの「つぎつぎきんつぎ」。


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飛び出し坊や…じゃなくておじいちゃん。日本の少子高齢化の象徴みたいなバリエーションです。杖がもげてました。


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こちらの地区のお目当ては「目」の「迷路のまち~変幻自在の路地空間~」を見ること。


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その作品は2か所に設置されており、ともに古い建物を支持体として利用。そのひとつめからして早速怪しげな雰囲気が。そして、どこからどこまでが作り物か分からないというのが目の作品の特徴です。


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入れる人数が限られているので多かれ少なかれ行列が出来ているのも常です。そして内部は撮影禁止でした。


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つづいてはふたつ目の作品へ。そこへ向かう途中にも「これは「目」の演出か?」と思わせるような光景がちらほら。この時点ですっかり彼らの策にはまっています。


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そして到着したのがこちら。手前の窓がこれまた怪しい。


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こちらの内部は撮影OKでした。


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しかし目らしいひねりはほとんどなく、面白みはそんなにありませんでした。もしかして隠されていた別のネタに気が付かなかっただけなのかな。



ちょっと拍子抜けしたところで、その近くにある大岩オスカールさんの作品「大岩島2」へ。こちらはひっそりとした雰囲気で、ほかにお客さんの姿も見えませんでしたが…


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中に入ってみてそのスケールに度肝を抜かれました。


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まさしくオスカールさんの「大きさへの情熱」を感じる仕事でした。彼は(たしか)東京都現代美術館での個展で見たインタビュー映像でも「作品が大きくあること」の重要さを語っていました。そして、どう考えてもこの作品が収まっている建物のサイズよりもその作品が大きいように思えたのも衝撃的でした。


その近くにある土庄郵便局の建物もアートプロジェクトの名のもとに切手がちりばめられたデザインになっているとのこと…ですが、公式ガイドブックにはアーティスト名は記載されておらず。アーティスト無き(あるいはアノニマスな)アートプロジェクトとは…それってアートなのかー?


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港には2013年の回で設置されたチェ・ジョンファ(崔正化)さんの「太陽の贈り物」が。モチーフはオリーブだけど、題名からするにギリシャ神話のアポロンも意識されているのでしょうか。


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小豆島からはフェリーで豊島へ。


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(つづく)












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2016年10月30日。
この日から2日間は瀬戸内国際芸術祭を訪ねました。

まずは岡山から瀬戸大橋線のマリンライナーに乗って高松へ。


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列車で瀬戸大橋を渡るときは写真を撮りたくなりますが、しかし橋の構造物が写り込んだり窓ガラスの反射などでそれがうまくゆかず、焦っているうちにいつの間にか対岸に着いているというのがお決まりのパターン。


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頭端式ホームの正面に陣取る「連絡船うどん」はいわば高松の関所。ここを無視して改札を出ることは少なくとも私にはできません。


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高松駅の外観。広場を含めて、ヨーロッパの駅のような雰囲気があります。顔っぽい演出はちょっと幼稚だけど。


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こちらではまず高松市美術館の「高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.05「見えてる風景/見えない風景」」へ。


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流麻二果、谷澤紗和子、伊藤隆介、来田広大の4氏とドットアーキテクツによる現代美術のグループ展です。


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流さんの作品の上では踊ってみました。


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その近くにあるギャラリーenでは伊豆の山中に暮らす阪口鶴代さんの個展を拝見。初訪問のこちらは、高級そうな呉服屋さんの2階にあるスペースでした。


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阪口さんの作品には貴石のような強さときらめきがあります。そして個展では常に全てのキャプションに丸シールが貼られている…たとえそれが初日でも。


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そしてここでは彼女の作品を扱う画廊は悉く玄人感が強いということを再認識。その作品を訪ねこれまで訪問した画廊はどこも、「卑俗な人間であいすみません」と恥じ入りたくなるような雰囲気が。なので、私はその空気に飲まれないよう、いつも挑むような気持でその作品を見に行く。しかしながら作家本人はというと、粧うという行為を完全に捨て去り、(女性に対してこういう表現はどうかと思うけれど)まさしく隠者のような気配をまとっている。


彼女の作品を自然体で見ることができるようになるには、まだまだ修行が必要なのかもしれません。


(つづく)












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2016年10月30日。
普通列車で西に向かう旅の4日目は、いよいよ最終目的地である香川県へ。


まずは宿から徒歩で岡山駅へ。

…と、そこで偶然発見したのは岡本太郎の陶壁画。


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この作品、その1か月ほど前に岡本太郎美術館の「鉄道美術館」展を訪れた際にパネル解説で紹介されていたものです。そこには現在は見ることが出来ない状況と説明されていたのですが、ちゃんと見えるではないですか。


どうやら岡山芸術交流にあわせて再公開されたようです。覆い隠されていた理由はよく分かりませんが、とりあえず復活してよかった!



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(つづく)












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2016年10月29日。
普通列車で西に向かう旅。
静岡、愛知、滋賀を訪れその3日目には岡山へ。


午前中に宇野を訪問したのちは、岡山市内で開催されている「岡山芸術交流」を回りました。


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このイベントでは16カ国、31組のアーティストが参加。市内のミュージアムや公共の施設を会場にしていますが、いわゆる「地域アート」っぽい地元市民とのコラボ的な作や、日用品アッサンブラージュ的作品のようなものは殆どなし。抽象的な表現や映像が多いこともあって、終始淡々とした心境で鑑賞。


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スケール感のある作品も散見。


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地元からは賛否両論もあっただろうけと、場や土地の記憶によりかかりすぎた作品ばかり見せられるよりも余程いいと思います。


最後は普段は日本の古美術が展示されている林原美術館へ。こちらは全館を貸し切っての展示。


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ここで見た、近づくことさえ許されないピエール・ユイグ氏の作品「Untilled(未耕作地)」には痺れました。


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素材と表現双方における個性の強さは、他の作品の印象を霞ませてしまうほどでした。ミツバチのケアは地元企業である山田養蜂場がサポートしているとのこと。


エリア内ではギャラリーpieni deuxで菅野由貴子さん参加の「暖かい冬の国へ」も拝見。


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この日は岡山市内に宿泊しました。


(つづく)









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2016年10月29日。
普通列車で西に向かう旅、3日目は兵庫駅からスタート。
その駅舎は骨太の近代建築という感じでした。


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瀬戸内沿いを進む山陽本線に乗っていると藤圭子の「京都から博多まで」が頭の中を流れます。


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岡山で山陽本線を降り、そこからは連絡船の町として知られた宇野へ。
いつの間にか宇野線は「宇野みなと線」という名称になっていました(愛称でしょうか)。


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宇野駅のホームではデビューしたばかりの観光列車「La Malle de Bois」を目撃。内部には美術書のディスプレイもありました。


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こちらでは駅から徒歩数分の場所にあるギャラリー「Sans quoi」へ。


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ここでは岡山県在住のアーティスト永岡かずみさんの個展を拝見し、ご本人にもお会い出来ました。


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ちょうどお昼時だったこともあり、永岡さんおすすめの魚の美味しい食堂で昼食をいただきました。


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宇野は瀬戸内国際芸術祭の会場のひとつにもなっていて、港にはインフォメーションセンターも。


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街なかではいくつかの作品を見ることもできました。


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何故かここで目にした作品はみんな大味でした。


(つづく)












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2016年10月28日。近江八幡。


強雨で濡れた脚から疲労が忍び寄って来たので、滋養を付けるべくこの夜は近江牛を決意。

観光案内所でお勧め頂いたお店は「ティファニー」。

実は、このお店がお手頃なお値段のお店ではないということはすでに知っていました。ですが案内所のマダムが開口一番に自信満々でご指名したので、ここはもうこちらに行くしかないなと。


ディナータイムのオープンとともに入店したのですが、その後から続々と入ってきたお客様の様子を見るに、地元の人たちがちょっと特別な食事会のために訪れるケースが多いように見受けられました。


盛り付けはどれもエレガントで、給仕をしてくださった若い女性スタッフもとても親切でした。


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宿泊費よりも夕食代が高いということは普段の私の旅ではないことですが、たまにはこういうのもいいものです。


この日は新快速で京都大坂を通過し、神戸に宿泊。

鉄道ひとり旅で宿を予約する際は、駅から徒歩圏内にある5~6千円台のビジネスホテルを選びます。この日たまたま予約した神戸ルミナスホテルは1泊6,480円でしたが、とても広いツインのお部屋を充ててくれました。ありがたいことです。


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(つづく)











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2016年10月28日。
旅2日目の後半は、愛知から東海道線で岐阜を抜け、滋賀は近江八幡へ。

こちらではBIWAKOビエンナーレ2016を見て回りました。


この街を訪れたのは2015年12月にボーダーレスアートミュージアムNOMAを訪れて以来ですが、その時は割とピンポイント的に訪問。歴史的町並みをめぐるように歩いたのは09年のヴォーリズ建築の一斉公開以来でした。が、丁稚姿の飛び出し坊やが登場した以外は街の様子は大きく変わっていないようでした。



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このイベントでは現代作家の作品を歴史的建造物10ヶ所に展示。器が良ければ見せ方によってそれなり見えるというマジックに注意を払いながら訪問しました。


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メイン会場の「まちや倶楽部」は酒造会社の工場をリノベーションしたスペース。


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ここは他の会場にくらべて詰め込み感があってごちゃごちゃした印象。作品のサイズじたいが大きなものが多かったし、そもそも数は半分くらいでよかったのではと思いました。

田中太賀志さんの「湖東の花」。ダイナミックな造形にはパワーが感じられるけど、割り箸の使い方が残念。かつて酒蔵で使われていたと思われるタンクが憐れ。


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塩を使った山本基さんの「たゆたう庭」は国生み神話を連想させました。


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旧中村邸の三木サチコさんの作品は中庭の立体感を活かして展示。そこが仙境に見えてきました。


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喜多七右衛門邸では人工的で力強い造形と美しい庭園がお互いをうまく引き立てあっていた感じ。


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旧扇吉もろみ倉にはガブリエラ・モラウェッツさんの映像が。この作品を含め、ちょっと湿っぽい印象のある作品がこのイベントには多かった気がします。


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カネ吉別邸ではそれぞれの展示空間の独立性が確保されていて、しかも凄みのある作品の割合も高かった。このイベントにおいて最も優れた展示が行われていた会場といってよいでしょう。


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山田浩之さんの立体は、あとでご本人にお伺いしたら柿の木の根をそのまま使っているとのこと。


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市川平さんの作品は期待して見に行きました。
どこから見ても隙なし。ふわふわな狂気。圧巻でした。


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バス停では、絵心ある酒屋さんが待ち時間を楽しませてくれました。


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(つづく)












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